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Keying Tips03

今回はあんまりいい参考素材が見つからなかったので文字中心で述べます。

基本的な事項とか割とすっ飛ばして書いています。
分かりにくいところがあればコメントください。

関連記事
【Nuke】チャンネルを用いたマットで空を置き換える【AE】
キーイングをする前に



モーションブラーのかかったオブジェクトや髪を綺麗に抜くにはPrimatteやKeylightのみ用いるよりも
やはりチャンネルシフト>トーンカーブで作ったハイコンマットとキーイングエフェクトを組み合わせて
抜いたほうがいいと感じました。

撮影素材が35mmのカメラでとっているものはフィルムグレインが割と多く含まれています。
それらの素材をPrimatteやKeylightで抜くとエッジがチリチリっぽくなりやすいんです。

対策としてDeNoiseを先にかけたり、PrimatteであればDefocus matte、Keylightであればscreen sftness,
pre-blurを用いて若干ぼかすか、もしくはkeyingエフェクトをかけた後チャンネルブラー(アルファ)やEdge blur、
マットチョークを使って整える方法があります。

でもこれらの方法を用いるとエッジのディテールが確実に損なわれてしまいます。
特に髪の部分です。

髪以外にも例えばモーションブラーがかかっているところです。
モーションブラーっていうのはお分かりのとおりエッジに対して均等にかかっているわけではありません。
動きがあるところと無いところでモーションブラーのかかりが違うのです。

こういう部分に対して出来る限り正確に抜くためにはと考えた結果
エッジの部分に対してはチャンネルで作ったハイコントラストマットを用いて抜き
その他の部分はKeyingエフェクト、手切りマスクを使います。
チャンネルによるハイコンマットをつくると驚くほどこのチリチリギザギザ間が抑えられます


可能なかぎりDeNoiserや手切りマスクは使いません。
なぜならDenNoiserをかけると激重になり作業がはかどりにくくなり
手切りマスクは時間がかかりすぎます。
ラフマスク、固いエッジやホールドに対しては有効だけどそれ以外は使いにくいからです。

エッジ部分に対してまず最初にGB素材にエフェクト>チャンネルシフト 
赤を取り込むを緑に、青を取り込むを緑にします。
その後トーンカーブや輝度コントラストのエフェクトを用いてコントラストをつけます。

なぜチャンネルエフェクトを使うのか
輝度を正確にグレースケールイメージで表示するには色合いを用いて白黒にするのがいいみたいなのですが

参考:白黒にする

今回は正確に輝度を取得することを目的としていません。

抜きたい部分とそうでない部分のコントラスト差が最もはっきりしている状態

はどれなのかを考えた結果です。
日本人の髪は大体黒で緑は輝度が高くコントラスト差が出やすということでした。
ついでに緑と白は相性が悪い(どちらも輝度が高い)のでこの方法だと抜けません。

エッジの部分をチャンネルシフト+トーンカーブ(レベル、輝度コントラスト)を使って抜いた後
キーイングエフェクトを使って残りの部分を埋めます。


キーイングエフェクトによるホールドマットの作成
場合によって2つ作ります。
チャンネルによるハイコンマットは髪などの黒い部分に対しては綺麗に抜けますが例えば服が白の場合
抜き残りが発生します。
この白い部分に対してはキーイングエフェクトを用います。
モーションブラーがかかるとエッジが黒っぽくなるのでチャンネル・ハイコンマットは使えます。
しかしモーションブラーがかからない、エッジが硬い白の部分に対してはキーイングエフェクトを用いると良いのではということです。


これはPrimatteでもKeylightでもどちらでもいいと思います。素材によってはどちらがいいか変わってくるので。
ただしKeylightはscreen shirinkというエッジを縮小・拡大させるオプションがあります。これは便利です。
ただしscreen shrinkがなくてもマットチョークを使えばエッジの調整はできます。

注意;screen shrinkは便利と書きましたがそうでもありません。screen shrinkはキーイングが適用されていない
エッジに対しても縮小をかけるからです。マットチョークはそうではありません。

なぜscreen shrinkの話をしたかというとこのキーイングエフェクトはエッジを通常よりも狭めなければならないからです。
チャンネル・ハイコンマットで作ったエッジとキーイングエフェクトと使ったエッジが重なればエッジ部分の
不透明度がプラスされるからです。
なので余分にエッジを縮小させておく必要があります。

ホールドっていうのは抜け切れなかった部分を埋めてやる作業です。
例えば下の画像でグレーになっている部分は抜け残りが発生している状態なのでそこを埋めてやります。
hold01.jpg

この埋める作業は手切りマスクでもいいのですが抜く対象が動くとマスクにキーフレームを打ってアニメーションさせる必要があります。

この作業をキーフレームアニメーション無しで出来る方法があります。
それがKeyingエフェクト+マットチョークを使うやり方です。

hold02.jpg

キーイングエフェクトを使った後マットチョークを使ってこのホールドマットがエッジに干渉しないようにエッジを縮小させます。
こうすると自動的にホールドしてくれるわけです。

ただし、このやり方には欠点があります。
髪の部分には向いていないということです。

マットチョークの内部計算がどのようなのか僕はわからないのですが
このエフェクトはエッジに対して均等に縮小させるものではないような?ということです。

実際見てみるとわかるのですがグリーンが残ってます。
hold03.jpg

これはチョークの数値を大きくしてもなかなか消えてくれません。
それどころかチョークの数値を大きくしてしまうと他の部分のエッジが削り過ぎてしまいます。

こういう場合髪の毛先だけマスクして取り除くきます。


■髪は黒い??
髪は黒いのでチャンネル・ハイコンマットで綺麗に抜けると先に書きました。
しかし実際はそう簡単でもありません。
髪っていうのは照明などに当たるとスペキュラが発生します。
スペキュラっていうのはだいたい白(照明にもよるが)ですよね。
つまりスペキュラの部分だけチャンネル・ハイコンマットをやると抜けないのです。
髪だけに限ったことじゃないのですが。。

エッジより内側にスペキュラがあればホールドマットでなんとかなるのですが
エッジ(エッジ付近)にスペキュラがある場合やっかいです。

でも方法はあります。

チャンネル・ハイコンマットと逆のことをしてやればいいのです。
そうすれば白い部分だけ抽出できます。

それだとグリーンバックも抽出してしまうって?
そうならないようにキーイングで範囲を限定してしまえばいいわけです。

スペキュラ等の部分を抽出したハイコンマットをキーイングでエッジなど調節した素材のトラックマットにしてやればいいのです。

この方法を組み合わせてればエッジのディテールを高めてキーイングすることができると思います。

こういった方法は完璧っていうわけでもありません。
かならずどこかで抜け残りがあって手切りマスクが必要になってきたりすることもあります。
こういった方法もあるよということで見てもらえたら幸いです。


これらの方法のポイントは

・エッジのディテールを可能なかぎり残したまま抜く
・スピード
です。

素材によってはkeylightやPrimatteだけでも十分綺麗に抜けるっていうのもあるかもしれません。
僕は35mmカメラで撮った素材を扱うことが多いです。

この方法をやってて思ったのは金髪の外人ねーちゃんとか難しだろうなと…
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  1. 2011/01/23(日) 16:25:53|
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