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CG,VFX、コンポジットの情報系ブログです。

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色収差 Chromatic aberration 【AE Nuke Fusion】

色収差(Chromatic aberration)

ざっくりいうとレンズの歪みによる波長のズレからイメージ輪郭が
特定の色に滲むこと?

実写合成の仕事をしているので毎日実写素材を見ているのですが拡大してよーく見てみると輪郭が
紫や緑に滲んでいる部分がある。

CGソフトからレンダリングされたものにはもちろんこういう特性は見られないのでコンポで付け加えてやると
馴染みがよくなったりする場合もあります。

考え方としては元のCG、スチール、マット素材を二つのレイヤーに分けて緑と紫の単色に変換してそれをスクリーンで合成してやる。
レンズっていうのは中心から枠に向かうほど歪みが強くなる。
チャンネルがズレているようにするためにディストーション、トランスフォーム系のエフェクトをそれぞれに加えてやる。


AE,Nuke,Fusionでやってみる


スチール素材に色収差を加えてみる

AfterEffects

元素材
syuusaAE_04.jpg

レイヤーを複製します。
redって書いてありますが紫のレイヤーに変換します。
syuusaAE_03.jpg

redって書いてあるレイヤーに対してチャンネルシフトエフェクトを追加
プロパティの緑を取り込むをフルオフにする

syuusaAE_012.jpg

syuusaAE_05.jpg

同じようにgreenのレイヤーにチャンネルシフト、赤を取り込むと青を取り込むのところをフルオフにする

syuusaAE_green.jpg


syuusaAE_01.jpg

それぞれのレイヤーにレンズ補正エフェクトを加えてずらす

syuusaAE_07.jpg


NUKE

Nuke場合ShuffleCopyノードを用いて緑と紫に変換する

chroma02.jpg


chroma03.jpg

chroma01.jpg


Fusion

Fusionの場合色の変換にはChannelBooleans Toolを用いる。
channelBooleansはNukeのshuffleCopyに似ている。

このChannelBooleansやShuffleCopyは非常に便利、AEは全然物足りない・・・

syuusa.jpg


chroma_01.jpg

chroma_02.jpg


ーーー
関係ないのですが実写合成では色やチャンネルに対する考え方が非常に重要です。
馴染みの段階でCG素材を実写に合わせるときある部分を特定の色に変えるためある色から別の色に変えるため
何チャンネルから何チャンネルを引けば何色になるとか。

特定の部分の色を変化させずに別の部分を変えるためにチャンネルのレンジも把握する必要がある。
どのコンポジットソフトでもビューワーですぐに特定のチャンネルに切り替えられる

AEならAlt+1,2,3,4 で赤、緑、青、アルファ
NukeとFusionはR,G.B,A (Fusionの場合カラーチャンネルに戻すためにC)

頻繁に切り替えたりするためこのショートカットは覚えておいたほうがいいと思います。
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  1. 2011/06/19(日) 17:00:48|
  2. 合成
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